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ここでは「インターネット」機能の取扱方法を説明しております。
目次
概要
接続画面
閲覧画面
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概要
インターネット機能は、ホームページの閲覧を音声によって行う機能です。
電話、もしくは、LANなどで、インターネットに接続し、ホームページの内容を読み上げます。
テキストが中心ですが、画像などに注釈があればそれも読み上げます。
リンクの位置は、声色が変わりますので、そのとき、エンターキーを押すと、リンク先にジャンプできます。
インターネット機能を使用するために必要なものは、市販のPHSカードか、携帯電話ならば専用ケーブルが必要になります。
LANカードや、無線LANカードを使用すれば、より高速なブラウジングができ、音楽などのストリーミングを楽しむこともできます。(Pocket PC2002以上)
携帯電話、または、PHSカードを使用する場合は、ダイアルアップ接続という操作をおこないます。
インターネットを呼び出すと、前回、閲覧を、おこなっていたホームページの内容を対象として、閲覧画面が表示されます。
インターネットの閲覧は、最後に閲覧していたページが、通信を終了しても保持されています。そのページ内であれば、通信を切っていても閲覧はできます。
そのページから外にリンクしようとするときは、自動的に接続画面に変わります。
また、一番最初にお使いになるときにも、接続画面から始まります。

接続画面
接続画面は、次のメニュー項目からなります。
 接続
 設定
 マニュアル
 終了
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1.接続
接続を選択すると、次のようなメニューが表示されます(LAN接続では表示されません)。
 実行
 ユーザー名
 パスワード
 ドメイン
 電話番号
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実行」は、本章の「2.設定」「2の1.接続の選択」で選択されているプロバイダーへの接続を行います。
ユーザー名」、「パスワード」、「ドメイン」、「電話番号」は、前回アクセスしたときの内容が設定されていますので、変更が無いときは、そのまま実行を選択してください。
「実行」を選択すると、インターネットへの接続が行われ、ホームページへのアクセスが完了すると、次のような閲覧メニューが表示されます。

閲覧画面
閲覧画面は、次のメニュー項目からなります。
 読上げ
 ページ内ジャンプ
 Link読上げ
 URL移動
 ホーム
 更新
 戻る
 進む
 お気に入り
 接続
 切断
 終わり
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1の1.読上げ
「読上げ」が選択されると、ホームページの読上げを開始します。スクリーンには読上げている行が表示されます。読上げている最中、上下キーで読上げている行のアップ・ダウンが行えます。前の行に戻りたいときは上キーを押し、次の行に読み飛ばしたいときは下キーを押してください。
左キーでは読上げスピードを調整できます。左キーを押すたびに、スピードが速くなり、最高速度になると、遅くなります。
右キーでは読上げ音量を調整できます。右キーを押すたびに、音量が大きくなり、最高音量になると、小さくなります。
エンターキーで読上げを中止し、中止メニューを表示します。
 中止
 続行
 1行毎読む/連続読み
 リンク項目の自動実行の設定
 終了
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「1行毎読む」を選択すると、一行ごとに読上げるようになり、左右キーで文字の詳細読みができるようになります。
「リンク項目の自動実行の設定」を選択すると、リンク項目を自動で実行する/しないを設定できます。
また、読上げ中に声色が変わる項目があります。その項目はリンクが張られている項目、もしくは、入力項目です。
リンク項目のときエンターキーを押すと、次のようなメニューが表示されます(「リンク項目を自動で実行しない」に設定されている場合)。
 リンク
 中止
 続行
 1項目毎読む/連続読み
 リンク項目の自動実行の設定
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リンク」を選択すると、リンク項目へジャンプします。
オフライン閲覧している場合、リンクがそのページ内であれば問題ありませんが、そのページから外にリンクしようとするときは、自動的に接続画面に変わります。通信環境が整っているにもかかわらずエラーとなる場合は、直接URLアドレスを入力しなおしてください。
リンク項目がウェーブファイルだった場合には、そのまま再生されます。
ある特定のサウンドファイルだった場合には、「サウンドファイルです。」「マイドキュメントにセーブしてから再生します。」というアナウンスのあと、マルチメディアプレーヤで再生されます。ダウンロードに時間がかかる場合があります。
マルチメディアプレーヤの画面になっていますので、ダウンロード再生を中止したり、再生が終わった場合には、マルチメディアプレーヤを終了させてください。閲覧画面に戻ります。 <。。>
入力項目の時は、あらかじめハイトーン音声で、「入力項目があります」というアナウンスがあります。 入力項目のおしまいには、「ここで入力項目の終了です」というアナウンスもあります。
入力項目には次のものがサポートされています。
 1行のテキストボックス
 複数行のテキストボックス
 チェックボックス
 ラジオボタン
 プルダウンリスト
 送信ボタン
 画像の送信ボタン
 リセットボタン
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これらの入力が必要な項目の時には、声色を変えて入力項目があることを音声で知らせますので、入力するときにはエンターキーを押します。 各入力項目の入力方法は次のようになります。

1行のテキストボックス
複数行のテキストボックス
 文字入力画面になりますので、文字入力方法に従って文字を入力します。

チェックボックス
 チェックされていれば、声色を変えた「チェックされたチェックボックスがあります」というアナウンスがあります。エンターキーを押し、「はい」「いいえ」で応答することで、チェックボタンのオンオフを指定できます。通常チェックボックスの後ろにそのチェックボックスの説明が続きます。

ラジオボタン
オンされていれば、声色を変えた「オンになっているラジオボタンがあります」というアナウンスがあります。エンターキーを押し、「はい」「いいえ」で応答することで、ラジオボタンのオンオフを指定できます。

プルダウンリスト
「プルダウンリストがあります。次のn個の中から一つを選択してください」というアナウンスに続いて、声色を変え、n個の項目を順次音声で喋ります。該当する項目のときにエンターキーを押します。「選択しますか?」とアナウンスがありますので、「はい」「いいえ」で応答します。「はい」を選んだ場合次に続く項目は省略されます。

送信ボタン
「送信ボタンがあります。ボタンを押しますか?」のアナウンスのあと「はい」「いいえ」で応答します。「はい」の場合、入力された項目が送信され、その結果のページを閲覧することになります。

リセットボタン
「リセットボタンがあります。ボタンを押しますか?」のアナウンスのあと「はい」「いいえ」で応答します。「はい」の場合、入力した項目の設定は初期状態に戻されます。

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1の2.ページ内ジャンプ
「ページ内ジャンプ」は、現在のホームページ内で、テキスト量が一定値以上の部分の一覧表を作成し、その中から選択して読上げ位置を変更することができます。また、条件変更キーでテキスト量の増減が自動で行われ抽出件数を変化させることができます。
メニューには、「テキストの先頭部分」の一覧が割り当てられますので、「テキストの先頭部分」を選択すると、その位置からの読上げを開始します。
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1の3.リンク読上げ
「リンク読上げ」は、現在のホームページ内で、リンクの張られている個所の一覧を作成し、その中からジャンプしたい個所を選択してジャンプすることができます。
メニューには、「リンク位置のテキスト」が割り当てられますので、ジャンプしたい、「リンク位置」を選択します。
「リンク位置」を選択すると、音声にて、ジャンプの確認をしますので「はい」「いいえ」で選択します。
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1の4.URL移動
「URL移動」は、直接URLアドレスを入力する機能です。「URL移動」を選択すると英字入力メニューに切り替わりますので、移動したいURLを入力してください。
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1の5.ホーム
「ホーム」は、本章の「設定」「ホームページ」で設定したURLアドレスへ移動します。
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1の6.更新
更新」は、現在のURLで、再度、読み込みを行います。
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1の7.戻る
「戻る」は、ひとつ前に表示していたURLへ移動します。
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1の8.進む
「進む」は、ひとつ先に表示していたURLへ移動します。
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1の9.お気に入り
「お気に入り」は、気に入ったURLを記録する機能です。「お気に入り」を選択すると、次のようなメニューが表示されます。
 お気に入りに追加
 お気に入りを開く
 お気に入りの削除
 このページをファイルで保存
 保存してあるページを開く
 保存してあるページの削除
 メモ帳に保存
 タイトルを確認して、お気に入りに追加
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1の9の1.お気に入りへ追加
「お気に入りへ追加」は、現在のURLアドレスを、お気に入りに保存します。
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1の9の2.お気に入りを開く
「お気に入りを開く」は、お気に入りに登録されているURLアドレスからホームページを呼び出します。通信が発生します。メニューには、「登録済みのURL」が割り当てられますので、呼び出したい「登録済みのURL」を選択します。「登録済みのURL」を選択すると、そのURLへのアクセスが開始されます。
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1の9の3.お気に入りの削除
「お気に入りの削除」は、お気に入りに登録されているURLを削除します。メニューには、「登録済みのURL」が割り当てられますので、削除したい「登録済みのURL」を選択します。「登録済みのURL」を選択すると、音声にて、削除の確認をしますので「はい」「いいえ」で選択します。
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1の9の4.このページをファイルで保存
現在のホームページの内容をファイルにして保存します。通信時間を気にしないで、あとでゆっくり閲覧したいときなどに使用します。
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1の9の5.保存してあるページを開く
保存してあるページを閲覧します。通信はおこないません。
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1の9の6.保存してあるページを削除
保存してあるページを削除します。
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1の9の7.メモ帳に保存
現在のホームページをメモ帳に保存します。
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1の9の8.タイトルを確認して、お気に入りに追加
「タイトルを確認して、お気に入りに追加」は、現在のURLアドレスを、お気に入りに保存するとき、タイトルを変更したい場合に使用します。
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1の10.接続
「接続」は、ダイアルアップの接続画面を呼び出します。すでに接続が行われている場合には、ダイアルアップの接続を切断します。
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1の11.切断
「切断」は、ダイアルアップの接続を切断します。
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2.設定
設定を選択すると、次のようなメニューが表示されます。
 接続選択
 プロキシー使用する(プロキシー使用しない)
 ホームページ
 ダイアルアップ設定
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2の1.接続選択
「接続選択」を選択すると、メニューには「LAN接続」と、すでに設定されているダイアルアップ接続が割り当てられますので、使用したい接続を選択します。
「LAN接続」を使用するには、内蔵の無線LAN、または、別途、LANカードが必要です。LANカードとLANの設定については、お使いのPDAの取扱説明書をご覧ください。
パソコンなどで、プロバイダー契約がある場合は、お使いのPDAの取扱説明書をご覧になり、ダイアルアップ接続の設定を、おこなってください。
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2の2.プロキシーを使用する
「プロキシーを使用する」または「プロキシーを使用しない」は、プロキシーの使用状況が表示されています。
「プロキシー使用する」を選択すると、音声にて、使用の確認をしますので「はい」「いいえ」で選択します。「はい」を選択すると、次のようなメニューが表示されます。
 アドレス
 ポート番号
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「アドレス」はインターネットに接続するプロキシーサーバーのアドレスを指定します。
「ポート番号」はインターネットに接続するプロキシーサーバーのポート番号を指定します。
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2の3.ホームページ
「ホームページ」はインターネットに接続したときに、最初に表示するページを設定します。
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2の4.ダイアルアップ設定
「ダイアルアップ設定」を選択すると、次のようなメニューが表示されます。
 新規作成
 既に登録されているダイアルアップ接続の名称
「新規作成」または、ダイアルアップ接続の名称を選択すると、次のようなメニューが表示されます。
 接続名
 モデムの選択
 電話番号
 ポートの設定
 TCP/IPの設定
 ネームサーバーの設定
 削除
 保存して戻る
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2の4の1.接続名
接続名を分かりやすい名前で入力してください。通常はプロバイダの名前などを設定します。
2の4の2.モデムの選択
モデムの一覧が表示されますので使用するモデムを選択してください。W-ZERO3では「W-SIM」を選択します。
2の4の3.電話番号
ダイアルする電話番号を入力してください。番号はプロバイダに問い合わせてください。
2の4の4.ポートの設定
ポート番号を設定します。設定の必要はありません。
2の4の5.TCP/IPの設定
TCP/IP関連の設定をします。通常は規定値で変更しません。
2の4の6.ネームサーバーの設定
ネームサーバーの設定をします。通常は規定値で変更しません。
2の4の7.削除
現在のダイアルアップ設定を削除します。
2の4の8.保存して戻る
現在のダイアルアップ設定を保存して終了します。
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3.マニュアル
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